昨日書いた記事の元ネタになった番組は、「あの人の人生を変えた恩師の名言」みたいな特集でした。


その中に、ピーターに対して黒沢明（！）が

「ピーターという着ぐるみを脱いでしまえ」

と言ったという話もありました。
デビュー以来、「現実離れした美少年」というファンのイメージに縛られて行き詰まっていたピーターが黒沢映画に出演する事になった時、黒沢明が言ったそうです。


そんなピーターのデビュー当時のキャッチフレーズが

「アポロが月から連れてきた少年」

いいですねぇ～。
現代こんなキャッチフレーズを付けるとギャグとしか思えないのが残念です。
これが普通に通るロマンチックな時代だったんですね。
この当時は少女漫画も夢があふれています。

本当に月から来たんじゃ？と思わせられるような、大勢にそんな夢を見せられるような、そんなアイドルを私も見てみたい。


因みに丸山明宏（美輪さんですね）のキャッチフレーズは

「神武以来の美少年」

神武天皇が美少年だったという話は聞いたことがないので（そういう話があったらすみません）紀元以来最高の、という意味だったんでしょうね。

2600年余りの歴史で一番と言い切ってしまうのは凄いですが、当時の美輪さんの写真を見るとさもありなんと思います。
どこかで外国の血が混じっているのかも知れませんが、ハーフとかクォーターでなくてこの貌は珍しい。

んでまた、「神武」という言葉が普通に使われる所が素敵。お洒落的な意味で。

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