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【2024/11/24 09:00 】 |
超絶技巧な人達
先日、18世紀末と19世紀初頭に活躍したパガニーニとリストの話を聞きました。
共に貴族のサロンで活躍した異能の音楽家です。


パガニーニはヴァイオリニストなのですが、とにかく超絶技巧の持ち主だったそうで。
その異相と相まって、「悪魔に魂を打った」「悪魔が憑いている」と言われたそうです。

顔色が悪く痩躯で、長い黒髪を振り乱し、長すぎる指が異様に柔軟に動いたとか。
演奏を見に来た客の中には本気で十字を切ったり、パガニーニの手に
悪魔が憑いているのが見えた、と言い出す人もあったそうです。

パガニーニ自身も異相を自覚しており、それを利用した独特の装いや
奇矯なパフォーマンスで注目を集めていたようです。
左手で演奏してみたり、演奏中に長く伸ばした爪で一本づつ弦を切り、
最後は一本の弦で弾ききるとか。

独特な服や小物は、、それがまた「パガニーニ風の○○」として流行する程の大人気ぶりでした。


リストは若い頃、そんなパガニーニの演奏を見て、「ピアノ界のパガニーニになる!」と決心して技巧を磨きました。

リストはパガニーニとは対照的に大変端正な美貌で、「ピアノの魔術師」と呼ばれた
超絶技巧と合わせて、これまたサロンで大人気のピアニストになります。

彼が演奏中に笑う度、眉を顰める度、失神するご婦人が出たとか、
彼の嗅ぎ煙草を巡って伯爵夫人二人が床を転げ回って争ったとか、
彼の葉巻の吸いさしを、生涯肌身離さなかったファンの女性が居たとか。

色々な逸話がありますが、実際彼の女性遍歴は華やかな物でした。
「リストマニア」と呼ばれる熱狂的なファンとの情事の他、伯爵夫人との
恋もありました。


が。
前述のパガニーニは、ナポレオンの妹二人と付き合ったりしているので
やはりリストより大物感がありますね。

見た目とは関係無く、天才にはそういった性的魅力もあったのではと思います。



という訳でトップ絵です。
なんかもう、一生懸命描いているのですがアレな感じです、毎度ですが。
光源どこ!とか楽器が変だとか服の皺がとか色々ありますが、うん、反省しています。


以下メルフォお返事です。

> mさん

いつもお運び下さってありがとうございます!
ええ、二人はラブラブvで。

やや説明不足だった感がありますのでまた後日ちょびっと続けますね。
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【2012/11/23 05:27 】 | デスノート(Lと月) | 有り難いご意見(0)
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