昨日のドラマ、有名なのでしょうか。
タイトルを伏せた訳ではなく書き忘れていました（笑）ありがとうございました。
小説で６巻以上あるのか……。
母は漫画が原作とか言ってたけどおお振りとかと勘違いしてたらこわい。

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それにしても「面白いから一緒に見よ～」と毎回母に勧められるのは本当に辛いです。
昨日の（再放送）展開。（音だけ聞いていた）（うろおぼえ）

・自信をなくして野球部を去るキャッチャー。
　引き留めたいのにツンデレを最大限に発揮してしまうピッチャー。

・別のポジションの人が代わりのキャッチャーに名乗りでる。
　「おまえの方が振られたみたいじゃな」
　「前の女房なんか忘れてしまえ。オレが可愛い奥さんになったる」

・敵チームの人「おまえが姫さんの新しい相手か」「略奪愛やな」

こんなセリフ吐く男子中学生キモいわーーー！！！

……すみません。私には正視できません。
同人に免疫のない人は逆に大丈夫なんでしょうね。
汚れっちまった悲しみに。

それにしても、原作はどんなんなんだろう。気になります。
原作からしてあれなのか、脚本の時点であれにしたのか。

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再放送が終わるのを大変寂しがっている母ですが、かと言って原作をプレゼントしたりしても喜ぶかと言えば微妙です。

何故かと言うと、母が好きなのは青春物とかスポ根ではなく、出てくる人の顔だから。
このドラマも多分、ピッチャーとキャッチャーの顔が可愛いから見だしたのだと思います。分かりやすい。
ドラマも映画も、見るかどうかは内容ではなく出てくる俳優さんで決定します。


こういう人を一般的に「面食い」と言います。
しかし先日、古いミステリを読んでいたら、同じ意味で「人形食い」という言葉が昔はあった事を知りました。

個人的にこちらの方が好きですね。あやしくて。
人形自体が好きだという事もありますが、例えば昨日書いた「車椅子の美男（＝チューリップハットの美男？）」に対する自分の感情に名前を付けるなら、「人形食い」「人形愛」という言葉の方がふさわしい気がします。

大変失礼なのですが、「面食い」に比べて更に中身はどうでもいいというか。
むしろ中身などない方が良いというか。人権を認めないというか。
書いていてどんどん自分が酷い人みたいな気がしてきた。

勿論、相手が自分を好いてくれなくても、認識すらしてくれなくてもいいんですよ。
「面食い」と言うと、出来る事なら両想いになりたいという希望がある印象がありますが、「人形食い」は、一方的に愛でたいだけでそれ以上を望んでいない感じ。

いやだから「面食い」と「人形食い」は同じ意味だって。
上記のような違いがある気がするのは、あくまでも自分の印象です。

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さて。無理矢理碁に話を繋げます。
外観でとても愛され、けれど人権を認められない人形の役にふさわしいのはやはりアキラさんかと思います。
ヨンハでもいいですけどね。
相手を、支配力のありそうな緒方さんだの太善だのにするか、同レベルのヒカルや日煥にするかで遊べそう。

取りあえず、アキラさんを溺愛し、下へも置かず大切にしつつ支配する緒方。
お姫様然としつつ、実は自分は人形としてしか愛されていないと気付いているアキラさん。
逃げたいけれど逃げられず、芝居のような生活が続きます。

しかし、ある時気付いたら緒方はおらず、自分を支配する者はいない。
もう、自由に誰かを好きになったり感情を顕わしても大丈夫だ。

なのに人形をやめられない。
いつの間にか身も心も緒方用の人形になっていたアキラさん。
いくら美しくても、持ち主のいない、あるいは飽きられ捨てられた人形ほど悲しいものはありません。

みたいな。（みたいなて。）


BGMは、谷山浩子の
「私～悲しい～あやつり～人形～
　あなたは～私の～人形遣い～」
という歌詞の曲でした。（タイトル失念）

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