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「戦場の記憶」をお読み下さった方、ありがとうございました。
最後の回、月の記憶や意識がまだらになっているのを表すのに、 部分的に平仮名を多用しました。 「アルジャーノン/に花束/を」でこんな感じの手法が使われていたのですが、 平仮名部分が、慣れるまでとにかく読みにくくて仕方なかった覚えがあります。 (で、出来るだけフル平仮名文は少なくしました) これのボツである「紫」の最後に、リク内容を載せました。 (リク主さんご了解済み) でも目新しいことは何も追記していません。 ・・・・・・・・・・ 話は変わりますが、ボーダレスアートの企画展に行ってきたんですよ。 毎度、圧倒的な存在感に驚かされます。 個人的に「アート」の定義は「心を揺さぶられる」「感情が動く」という事だと 思っているのですが、あざとさのない描画や造形物に、何と心が動く事か。 普通の大学ノートみたいなんの、罫線の間に隙間無くぎっしりと 文字……ではなく、いちごやスイカの絵が描いてある。 (ノートの最初から最後まで) 電線やアンテナが強調して描き込まれた「未来の町」。 地名は「ふくしま」で、楽しげな町の真ん中あたりをよく見ると、 少し大型店舗くらいの規模の原子力発電所がある。(制作年は去年) マッチ棒を半分に折ったくらいの小さな粘土の棒を、何千も貼り付けて焼いた像。 でですね、こういうのを見ると、某「ご当地名+食堂」店名のフランチャイズ食堂の ヘタ字看板みたいなのがいやにあざとく見えてきましてね。 いかにも「味があるでしょ~?」みたいなのが何かちょっとやだ。 とは言え、莫山先生とか岡本太郎はすうっと心に入って来るんですけどね。 ああいうのってどうなんでしょう。 こう、「心を動かす物」を突き詰めていくと人工的に自分を 「天然」に作り上げていく作業になるの? と言いつつ鶴太郎さんの作品も意外と嫌味を感じないです。 その辺りの「嫌味」か「嫌味じゃないか」の線引きって、 言語化出来なくて面白くもどかしいです。 ・・・・・・・・・・ 「心を揺さぶられる」「感情が動く」という意味では、「萌え」もアートです。 自分の中では。 上で書いたアールブリュット(「生[き]の芸術」という意味らしいです)以外にも、 写実的な絵画、精緻に描き込まれた文様、歴史のある町並み、自然の風景、 心を震わされる音楽、色々と「アート」を感じる物事は沢山ありますが それと同列に「L」がいたり。 ヒソカだってアートです。 服や化粧がどんなにアレでもアート。 存在がアート。 PR |
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